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続;梅切らぬバカ [所長の部屋]

というわけで『梅切らぬバカ』、試写会に呼んでいただいて公開より少し早く観ることができました。

具体的な内容についてはいわゆるネタバレを避けるべく触れませんが、すごくよかったです。

別に手に汗握るようなアクションも衝撃のどんでん返しもないし、感動のハッピーエンドでもありません。ところどころに映画ならではの描写がありますが、全編を通じて淡々とした物語です。だから、タイタニックとかアナ雪のようにヒットしたりはしないでしょう。でも、だからこそ、だれが観ても、ああ、自分はこの中の誰かなんだな、と感じることが出来る、そういう手触りのある作品だと思います。和島監督が“ドキュメンタリーやノンフィクションでは触れることが難しいテーマに、フィクションだからこそ迫れるのでは”と言っていた、まさにそのとおり。善も悪も、正しい人も間違った人も出てこない、わたしたちをとりまく日常の物語であり、エンドロールが終わってもずっと続いてゆく物語。

というような文章を読んで、まあ別にあんまり興味ないし観なくていいかな、と思う人にこそ見て欲しい映画です。横浜では11/12(金)公開。もう一回ちゃんとチケット買って観に行こうと思います。

ちなみに、およびいただいた試写会は制作にあたって協力したみなさんが招かれたとの事で、客席は障害福祉関係者および当事者の親が大半。監督が“今日の試写会が一番緊張します”って言ってたけど、まあ、そうだよね。





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