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【ご報告】新型コロナウイルス感染症の陽性者について [時事]

当法人の通所事業において、8/1早朝に1名の利用者さんが新型コロナウィルスの抗原検査で陽性となりました。同居者が陽性になったことを受けての検査で陽性になったとのことで、ご本人の健康状態は特変ないそうです。
これを受け、本日は通所事業を原則閉鎖といたしましたが、その後、直接接触があった利用者のみなさま及び職員には最終接触から24時間経過した時点で抗原検査を実施していただき、全員が陰性でした。これを受け、明日以降の通所事業については
①陽性になった方が所属する事業所においては『状況について情報提供し、通所については個々のご判断にお任せする』という対応
②他の二つの事業所については原則平常通り
と致します。
これまでに利用者のみなさまにお示ししている指針よりは早い再開となります。
さほど報道はされないものの、この感染症はここにきて再び(何度目だ?)猛威を振るっていて、今回、法人として従来より隔離期間を短縮するという判断をしたことが果たして正しいのか、非常に迷うところではあります。一方で、利用者のみなさんの活動の場所・機会を損なうことのネガティブさも痛感しているところです。世間ではなんとなくコロナもういいよ的な空気感もあるところですが、我々にとってはずっと悩みの種になるのだろうな、と思います。

陽性になった方にお見舞い申し上げるとともに、敏速な情報提供に感謝申し上げます。また、緊急対応にご協力いただいた利用者・ご家族・関係者のみなさまにも御礼申し上げます。

活動ホームしもごう
施設長  甘糟 直行
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ニュース [時事]

非常に悲しいニュースを目にしました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/87b010a29b8640f85822d9f898597f85d2bd81db?page=1

重い知的障害がある我が子の将来を悲観した母親が我が子に手をかけ、その後自らも命を断とうとした、というニュースです。判決では情状酌量から執行猶予がついたとか。

記事を読むと、お母さんが大変だったのか、どれだけ苦労したのか、どれだけ頑張ったのか、痛いほどに伝わってきます。我が子に手をかけ自らも命をたとうとして果たせなかった、その思いは察するに余りあるし、記事のなかでも繰り返し触れられています。

けれど一方で、殺されてしまったりゅうさんの心情や無念さにはほとんど触れられていません。そのことに強い違和感と恐怖を覚えます。記事の中に【「おなかがすいた」「のどがかわいた」という欲求や便意をうまく伝えられず、入浴も介助が必要。目を離した隙に車道に飛び出したり、家庭内で暴れて物を壊したりすることもあった。発達年齢は2~3歳とされた】とか【風呂上がりの際、長男が衝動的に服を破いたり、女性を後ろから抱えて放り投げようとしたりした】とかの描写がありますが、そこにどんな意味がこもっているのでしょうか。穿った見方かもしれませんが、お母さん自身が心身ともに困窮し果てていた、そして息子はこんなに大変な状態だった、だから殺してしまったのもやむを得ない、という風に受け止められます。それは主語を置き換えれば重度障害者は殺されてもやむを得ないということで、そのまま津久井やまゆり園事件まで地続きです。生存のための基本的な欲求をうまく表現するための方法すら与えられず、自らの思いを周りからは受け止められ難い形でしか表出できなかった彼の人生が17年で絶たれてしまったことに対する哀惜は、この記事にも関連するほかの記事にもついに見つけることができませんでした。横浜で同様の事件があって周りから減刑の嘆願の声が上がったときに脳性麻痺の当事者団体が苛烈に抗議したのはいまから50年も前のことです。50年もの間、われわれはいったい何をしていたのでしょう。

なんというか、この記事に出てくる全ての人や機関やこの記事に出てこないすべての社会の構成要素全てが執行猶予付きの有罪ということなのだろうと思います。わたくしもあなたも含めて。そう思います。どうすればよかったのか。自分ならなにができたのか。できなかったのか。考え続けるしかないです。


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7/26という日 [時事]

今年も7月26日という日が巡ってきました。
忘れずに、考え続けるしかない。
異常な個人が起こした異常な事件として片づけてしまうのではなくて、様々な点で社会のありようがもたらしたことであると言い続けるしかない。
自分のなかで線を引いていないか、繰り返し問い続けるしかない。

重い宿題です。


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【第1報】新型コロナウィルス陽性の方について [時事]

4/6(火)に、NPO法人活動ホームしもごうが運営する通所事業所の利用者さん1名の新型コロナウイルス感染症陽性が判明いたしました。前日に同居のご家族が発熱でPCR検査を受け陽性だったことを踏まえ保健所の指示で検査を受けたところ陽性が判明いたしました。

まずは利用者さん、ご家族にお見舞いを申し上げます。

すでに保健所より電話での調査があり、接触の時期・濃度、事業所の環境的な感染対策に照らして濃厚接触者はいないとのお答えをいただいておりますが、法人としては万全を期すため利用者さん、職員全員がPCR検査を受けることし、現在その準備を進めております。個々で検査を受けることが可能な方についてはそれぞれ受けていただき(すでに受けていただいた方もおられます。ありがとうございます)、並行して協力医療機関に依頼して活動ホームしもごうを会場として検体採取していただく準備をしています。利用者さんが入居しているグループホームや並行利用先にも随時情報共有をしています。

検査結果など、続報についてはこのブログにて共有してゆく予定です。
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小ネタ [時事]

最近、営業の電話がよくかかってきます。
みなさん外回りができなくてひたすら電話かけてるんでしょうね。

あと最近、ちょっと変わった相談事がしばしば。
今日は『スマートウォッチとスマートフォンの連動のさせ方を教えて欲しい』という方が来られました。
先日は、『坂の下のポストまで行くのがしんどいから、かわりに投函しておいてほしい』といって封筒を持って来られた方が。
『うちの水道料金がよくわからなくて困ってるんだけど、わかる人いないかしら』っていうのも最近。

スマートウォッチも郵便物も対応しましたが、さすがに水道料金は…

でも、いろんな人がふらっと訪れるというのはすごく大事なことだと思います。



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規模拡大に向けて [時事]

緊急事態宣言解除から2週間、ぼちぼち規模の拡大をもくろんでいます。
宣言明けから一気に元に戻したというところもたくさんあるみたいですが、うちはちょっとずついきます。ヤバいっていうんでさっと手足をひっこめた亀みたいなもので、出すときはそろりそろりと。

聞くところによるとコロナウィルスは接触感染による拡大が多いのだとか。手であちこち触って、その手で粘膜(主に目と鼻と口)に触れることで感染するそう。なので、なるべくあちこち触らないで済むために、各所のドアを足で操作できるように加工しています。
引き戸はこんな感じ。
DSC_0019.JPG DSC_0021~2.JPG


トイレのドアはこんな感じ
DSC_0018.JPG DSC_0019~3.JPG DSC_0018~2.JPG DSC_0019~2.JPG


毎日のように近所のホームセンターに通っています。

できる限りの感染予防策。みなさんどんな工夫してるんでしょ。


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そのうち役に立つはず [時事]

またもやコロナ関連の話題。

テーブルに透明の間仕切りを設置できないかと思って試作してみました。

ビニールパーテーション.JPG

いらないときは取り外しできる構造が肝。まあまあのできあがり。

こんなものいらないよ!っていう日が早く来て。


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こんな情報もいいかも [時事]

またまたコロナをめぐって。

先日は、避難所と通所施設って意外と似てる側面があるという話を書きました。
本日は、実はスポーツイベントとも似ているのではないか、という話。
公益財団法人日本スポーツ協会という団体が最近『スポーツイベント再開に向けた感染拡大予防ガイドライン』(←クリックするとリンクが開きます)というものを発表しました。これが通所規模の拡大に向けて考えているなかで非常に参考になる。主催者向けのガイドラインは事業者向け、参加者向けのガイドラインはメンバーのみんな向けということで読み替え可能なことがたくさん書いてあります。

厚労省から障害福祉事業者向けに出ている通達はもちろん参照するのですが、アンテナを張っていればこういう周辺領域(ですらないかな)由来の知見からも得るものはたくさんあります。
ちなみにこの情報は以前しもごうにも研修の講師としてお越しいただいたアスレティックトレーナーの方のTwitterで知りました。浅井先生ありがとうございます。

しかし日本スポーツ協会って聞いたことない団体だけどすごい立派なウェブサイトだなぁと思いましたが、調べてみたら日本体育協会が名称変更したんですね。そりゃ立派なわけです。

そろそろコロナ以外のどうでもいいことを書きたい。


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こんな情報が欲しかった [時事]

新型コロナウイルスの話ばっかりしてますが、仕方ない。

“このタイミングで震災とか水害とかあって避難所生活なんてことになったらどうすりゃいいんだろうね”という話を最近ちょっとしました。現実問題としてありうるし、千葉の入所施設でクラスターが発生した事例もそれに近いものがあるし。

なんてことを考えていたタイミングで、全国災害ボランティア支援団体ネットワークという組織が『新型コロナウイルス避難生活お役立ちサポートブック』という冊子(←クリックするとリンクが開きます)を出したとのこと。

で、これがすごく良い。設定としては避難所運営なんだけど、障害福祉施設における日中活動の上でも大切なことがたくさん書いてあります(そもそも通所施設の環境自体が『ある程度たくさんの人たちがひとつ屋根の下で設備や物品を共用しながら活動している』ので、状況としては避難所運営と共通する部分があります)。具体的なHow toだけでなくて、これが出来なければこういうやり方も、という代替案が示されていたり、体と心の健康を保つことの大切さにも言及されていたり、なんというか、ああ、これを作った人たちはホントにシビアな災害の現場で修羅場をくぐって来たんだろうな、という感じがします。

今回のことをめぐって、行政の動きにはやはり心もとなさがぬぐえないのですが、3年で異動してゆくという組織の構造を考えればやむを得ない部分もあるのかと思っています。その意味で、ひとつの課題に腰を据えて取り組むことが出来る民間団体がこうやって先駆的に動いているというのは心強いです。


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ぼやき [時事]

このご時世で、年度末のいろんな行事向けにいただいたお菓子の注文が片っ端からキャンセルになっています。
毎年恒例で出店しているイベントやバザーも片っ端から中止。
いつも製品を販売させていただいているお隣の老人福祉センターも閉館中。
メンバーのみんなの給料の源である売り上げが…

新コロめ。

以上ぼやきでした。


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