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防犯研修 [時事]

ものごとの対策っていうのは“これさえやれば(あれば)バッチリ”っていうようなものやことはなくて、やらないよりましなこと、やるに越したことはないことを積み重ねてゆくしかないのだと思っています。『自分たちは備えている』と思えるだけで日々の仕事に取り組む上での心配や不安を減らすことができるのではないかと。

というわけで、昨日の18時から防犯・侵入者対応の研修をしました。講師は元警察官・機動隊勤務のご経験もある方で、現在は防災や防犯に関する啓発活動に取り組んでおられる方にお願いしました。しもごうの職員研修の一環として企画しましたが、せっかくなので区内の各施設・機関にも周知したところ、障害福祉関係だけでなく高齢者施設や中間団体などからたくさんの方にご参加いただき、盛況でした。

座学・実技・質疑応答合わせて2時間、たくさんの事を学びました。実技では刺又の使い方や相手が持っている刃物を棒でたたき落とす練習、さらに『昼間に訓練室から刃物を持った男が侵入したのを発見し、利用者を守りながら男を制圧しつつ110番通報する』というシミュレーションなど、現場経験のある元警察官ならではの内容でした。
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もちろん今回の訓練が役に立つ場面など永遠にないことを望むばかりですが、やっぱり対策を学んでいることは大切だと思います。『人を刺すというのは相当な気持ちで、それに対応するにはそれを上回る気合が必要』。

肝に銘じます。

実は講師を務めてくださった小宮さんは第2しもごうの所長の同級生、旅行のボランティアに来てくださったこともあるなどしもごうともつながりのある方。今回も相模原の事件があってすぐに“みなさん大丈夫ですか。なにかお手伝いすることがあればなんでも言ってください”というメッセージをいただいたのが企画のきっかけになりました。地域にこうして『直接支援にかかわっているわけではない障がい児者の味方』がいるっていうのはとっても心強いです。

しかし、考えてみればなんで施設長がずーっと犯人役や練習台だったのか…。一日たってもまだ手首が痛いです。

講師の小宮さんについての情報はこちら(←クリックするとリンクが開きます)をご覧ください
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