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第3期障害者プランをわかりやすくまとめた小冊子 [所長の部屋]

台風の進路が気がかりな火曜日です。

さて、横浜市の第3期障害者プランが完成したとのことで、冊子が送られてきました。素案の骨子の案のころから何度となく意見を述べてきたものだけに、なんとなく感慨深いものがあります。別にわたくしの意見ごときでなにかが変わったわけではないんでしょうけれど、ともかくあれやこれや意見を述べたな~。

完成した冊子に目を通していても、気になるところは次から次へと出てきます。でもまあ、とにかくみんなで力を合わせて前に進んでゆこうということだと思います。以前にも書いたことですが、市の担当者は異動してゆきます。策定のプロセスで何度も意見を交わした方々はこのプランを推進する時にはその担当の部局にはいないわけだし(すでに課長・係長級が何人も異動しています)、3年後の見直しの議論をするときにいる担当者は策定のプロセスやそこでの議論については知らないわけです。そう考えると、現場にいて長いスパンで支援に関わっている我々の職責の重さが改めて身にしみます。

今回は初めての試みとして当事者向けに『わかりやすい版』という小冊子が作られました。説明会や意見交換の場でも“当事者に対して分かりやすく伝えてほしい”という意見は何度も聞かれました。そのことに応えたのだとしたら、その点は評価できると思います。

市内4か所で行われる素案の説明会のうちの1回が地元・戸塚で行われると知ってみんなで参加した時のこと。質疑応答の時間に、ある当事者の親の方が“さっきムスメ(注;当事者の方)と一緒に入り口を通ったら、市の職員が当然のように自分だけに資料を渡して娘には渡さなかった。そのような姿勢の人たちにどんな素敵な計画を説明されてもちっとも心に響かない”という痛烈な意見を述べておられました。150ページを8ページに要約した(いくらなんでもはしょりすぎではないかという気もしますが)イラストいっぱいの小冊子を眺めながら、そんなことを思い出しました。

障害者プランについてはこちらをクリックしてご覧ください。
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