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7/26という日 [所長の部屋]

ひさしぶりの更新になります。新コロに翻弄されています。

そんななかですが、今年も7/26という日付を迎えました。

事件から4年が経過し、裁判が終わり、なんだか世間的には終わった話になってしまっているように感じますが、あの事件が提示した『生の価値』をめぐる問題はまったく解決していません。

先日、わりと売れている(らしい)ミュージシャンが『野球とか将棋とかで飛び抜けた才能の持ち主の配偶者は国家プロジェクトで選定しよう』みたいなことを言ったらしくて、なんというか事件と通底するものがあるなぁと感じました。

ALS患者の嘱託殺人などというニュースもありました。これについては“いじめや鬱からくる希死念慮に対して尊厳死とか持ち出す人はいないでしょ”って言ってる人がいました。まさにその通り。

コロナでいろんなことがすっ飛んでしまいがちだけど、考えるべきことをちゃんと考え続けなければ、と改めて思いました。
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