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【続・続】新型コロナウイルスへの対応についての雑感 [所長の部屋]

ゴールデンウイークが明けましたが、緊急事態宣言は延長。
しもごうは相変わらず通所率20%程度、さしあたり当面はこんな感じでやっていかざるを得ないのかな、と思っています。さらに言えば、ある程度感染が落ち着いてきたとしてもコロナウイルス以前と同じスタイルに戻すという判断は相当慎重にならざるを得ないと感じています。しもごうは他に先んじて規模の縮小を開始したので、規模の再拡大も他に先駆けて!と意気込んでいるのですが、こればっかりはどうにも。

先日、お上から『新しい生活様式』なるものが示されましたが、そんなんぜったいムリやんっていう項目がいくつもあります。もっとも難しいのが『距離を取る』という命題。送迎車だって適切な間隔を確保すれば5名+5名(ノア2台)+6名(キャラバン)+2名+2名(Nbox2台)で19名が限界です。

信頼するに足る具体的なデータに乏しいのがまた悩ましい。感染力が高いのはまあ確実として、実際のところ現状どれくらい拡がっているのか(新型コロナウイルスによる死亡者は本日付のデータで577人とありますが、無作為に国民から577人をピックアップした時に志村けんさんや岡江久美子さん並みに知名度がある方が入ってる確率ってどれくらいでしょう)。こういう指標がこうなったらこうしよう、というプロトコルを自分たちなりに持っていたいところですが、そもそも国自体が緊急宣言事態を解除する基準について今から考えるみたいな感じではどうにもなりません。

いずれにせよ、かなりの長期間にわたって状況に応じた対応を続けてゆくしかないようで、若干眩暈がします。わたくしにとって業界の兄貴分的な方がご自身のブログ(クリックするとリンクが開きます)でガルシア・マルケスの小説『コレラの時代の愛』に引っ掛けて『愛』の大切さを書いておられました(ガルシア・マルケスはわたくしも大好きです)。わたくしに言わせれば愛よりもそのあとに書いてあった給付費のことや資材の調達や制度の弾力的な運用や多様性や想像力が大切だと思うのですが、それらの源はつまるところ愛だろ、と言われたら、そうであるような気もします。

うちが縮小を始めたときに市の担当部課から『事業所側から利用自粛をお願いした場合は給付費の対象にはならない』という全く愛を感じられないお達しがありました。1か月経って、うちと同様の対応をしてるところがいっぱいありますが、みんな同じこと言われてるんでしょうかね。

みなさん、がんばりましょうね。がんばるなんて言葉はあまり好きじゃないんですけど、今はとにかくがんばらないと。ていうか、今がんばるために今まで学んできたんだよな。


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