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運動だ! [所長の部屋]

新年度、もろもろバタバタしております。でも考えてみれば一年中バタバタしている気がします。

ただでさえバタバタしているこの時期に、横浜市が『家賃補助を受けている地域活動支援センターは個別給付事業に移行して以降も引き続き家賃補助を受けているが、これを廃止する』って言いだしたもんで業界は上を下への大騒ぎ。

現在の単価に照らせば、個別給付化すれば収入は増えるケースが多いです(っていうか収入が増えれば職員を増やせるから個別給付化するのです)。でも、個別給付事業は出来高払いだから今の単価がこれから下がっていったり(介護保険の状況を見れば下がるのは明らかです)利用者の方が高齢化とかで利用率が下がったりすれば収入は減るのです。いわば水商売です。地活センター作業所型(さらにさかのぼれば作業所)から個別給付事業に移行したところってだいたいちっちゃくて財政的な体力もさほど強くない。そういうところが事業の継続性を担保するためには家賃補助は非常に大切です。作業所連絡会でもこの問題について集中的な話し合いが行われましたが、“家賃の安い、狭くて不便なところに引っ越すしかない”とか“職員を減らすしかない”とか悲観的な見通しが続出しています。これから特別支援学校の卒業生はどんどん増える、入所施設や病院からの地域以降もやっていかなきゃ、医療ケアのある方や強度行動障害と言われている状態像の方だって地域で支えていかなきゃ、高齢化や重度化の対応もある、さあ自分たちのやることがたくさんあるぞ!っていうときに、なんでこんな後ろ向きの話をしなければならないのか。

っていうわけで、署名運動をすることになりました。とりあえず各方面に協力をお願いしています。
この活動に協力してくださる方は
045-865-3105
shimogou@ca2.so-net.ne.jp
までご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご希望の方には微に入り際にわたったわたくしの憤懣やるかたない言い分もお伝えします。

市の言い分としては個別給付事業所を新規に立ち上げて家賃補助なしで運営しているところもたくさん出てきたんだから、あなたたちもできるでしょってことみたいですけど、新規で個別給付事業所を立ち上げるのってだいたいある程度規模の大きい社会福祉法人か、赤字でもOK(赤字目当て?)の営利企業だったりします。イコールフッティングとかかっこいいこと言ってるけど、自分たちが今まで築いてきたものを否定してるんだって、気づいてるのかな。
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